うちよそのキャラで簡単にエモくなるTRPG【キズナバレット】を布教する
どうも、お久しぶりです。壱村です。
今回はキズナバレットについてを布教する記事を書いていこうと思います。
大まかに書くのは下記の通り。
・キズナバレットとは?
・キズナバレットの世界観
・PCであるオーナーとハウンドとは?
→世界観やPCにおける注意点
・キセキ使いとは?
・PL人数、ルルブについて
以上をやっていきます。
1、キズナバレットとは?
キズナバレットとは2021年12に発売されたからすば晴氏が作成した現代の世界を舞台にしたTRPGです。
ブラッドパスと同様にPCが二人一組のバディを組みます。
PCは<キセキ使い>と呼ばれる人の形をした怪物を殺すことを目的とし、キセキ使いを殺す為に作りだされた<ハウンド>殺戮人形(キリングドール)とハウンドを制御し、正しく扱うことのできるパートナー<オーナー>の2種類の種別が存在します。
キズナバレットの舞台は私達、PLが住んでいる現代日本を舞台にはしていますが、決定的に違うのは<キセキ使い>の存在です。
キセキ使いは不死の体を持ち、人ならざる超常的な力を持っています。
その行動は自身の欲望やネガイを叶える為にしています。
彼らは”テンシ”と呼ばれる存在から<福音―ゴスペル―>を与えられ、超常的な力を得ます。
テンシは人に福音を与え、キセキ使いとすることができますが、その実態や姿形は不確定とも言われています。
またテンシに選ばれる理由や福音そのものも不可解な部分が多く、SIDも福音を入手できていますが、完全に解析はできていないのです。
★SID…キズナバレットに登場する組織。正式名称は警察庁刑事局特殊犯罪情報管理部。簡単に言えばドラマやアニメに出てくる「非現実的な事件などを解決する警察の部署」です。
彼らキセキ使い達の目的はそれぞれ違いますが
「殺人を行うことを快楽としている」
「自分の大切な人を守る為に、同じキセキ使いにしたい」
「誰かに復讐したい」
など本当に様々です。キセキ使いとしてテンシに選ばれる理由ははっきりとわかってはいませんが、強い願いを持っている人間が選ばれるというのがあるようです。
キズナバレットではこのキセキ使いを殺すことが目的です。
では殺す為にはどうすれば良いのか。
ここで出てくるのがPCである<オーナー>と<ハウンド>です。
オーナーとハウンドは基本的に一人ずつでバディを組み、システム内の用語で言うと<バレット>を組むことになります。
バレットはオーナー1人、ハウンド1人の2組にはなるのですがオーナー1人、ハウンド2人という変則的なバレットを組むこともできます。
この場合は参加者全員で相談や、使うシナリオによって変わりますのでセッション時は確認をしておくと良いでしょう。
オーナーとハウンドについて書く前に重要な存在<リベル>についてを説明します。
■リベルとは?
リベルとはざっくり言うとキズナバレットの世界に存在する架空のナノマシンです。
オーナーには1g程度、ハウンドには21gが投与されます。
リベルはテンシとキセキ使いの持つ<福音―ゴスペル―>を解析し、人間でも管理、扱いやすくしたもので、キセキ使いの福音を殺す為のナノマシンー<カウンター・ナノマシン>とも呼ばれています。
★ナノマシン…10のマイナス9乗であるナノサイズ、ウイルスと同じくらいに小さい機械のこと。映画などでよく使われているもの。
オーナーにもハウンドにもこのナノマシンが投与され、<福音汚染―ゴスペルタイド―>への耐性であったり、ハウンドの製造、ペアリングに必要になってきます。
リベルを投与することによって上記のことが得られますが、副作用も発生します。
特にオーナーは普通の人間です。本来、リベルを多量に人間へと投与することはできません。
普通の人間にハウンドと同量のリベルを投与すると即座に肉体が崩壊します。
それでも量を1g程度は投与する必要があります。
しかし、いくら少量でもリベルが人間に与える影響、副作用とは避けて通れない問題です。
ここの副作用に関してはオーナーの項目で詳しく説明します。
リベルがなければキセキ使いと戦うことができない、しかしリベルがもたらす副作用、戦いそのものによってオーナーもハウンドも消耗していく。
消耗し、ロストする確率はハウンドのほうが高くはありますが、オーナーがハウンドをしっかりと支えてあげることでバレット達はいつか死んでしまう時が来ても、悔いなく死ねるのかもしれません。
逆にハウンドには後述しますが、21g投与されます。
そしてハウンドは「キセキ使いに殺され、福音汚染の中で死体が残った素体」をベースに製造されます
なので
・死体にナノマシンを投与し、再び動かす
・複数の副作用(幻覚や幻聴、感情、感覚を失う)などが苦手な方は無理して遊ぶ必要はないです。
2、PCであるオーナーとハウンドとは?
続いてオーナーとハウンドについて説明をしていきます。
■オーナー
キセキ使いの起こした事件に巻き込まれるが生き残った人間にオーナーとしての適性を得てなった普通の人間です。
そしてハウンドの監督者。後述するハウンドと行動を共にし、彼らの精神的な部分であったりケアをしていくことがオーナーの役目です。
オーナー適性は全ての人間にあるわけではなく、SIDが管理や関連の施設などで適性があるかどうかを調べ、あった場合に初めてオーナーとなることができます。
仮になかったとしてもSIDで他のオーナーやハウンドへの協力者となることも可能で、SIDにはキセキ使いの事件に巻き込まれたが、オーナーにはなれずに協力者となることで支えている人達が大勢います。
オーナーになると<リベル>というナノマシンを1gほど投与されます。
リベルを投与することで<福音汚染―ゴスペルタイド―>への耐性や通常よりも戦闘能力が上昇します。
とはいえ、ハウンドに比べると戦闘能力は劣ります。しかしながら元々の戦闘能力が高ければオーナーであれば前線に立つこともできます。
実際、ルルブによればハウンドよりも高い戦果を上げているオーナーもいるようです。
★福音汚染…ゴスペルタイドとも呼ばれている。キセキ使いから放たれる銀色の霧。この福音汚染の中に巻き込まれた人間や生物は分解され、キセキ使いへと吸収されます。
リベルを投与されるとオーナーは精神的な影響、負荷を負います。
上記のリベルでの説明にある通り、通常このナノマシンは普通の人間に多量は投与できず、多量投与すると肉体が即座に崩壊します。
けれど、リベル無しではキセキ使いとは戦えません。
1g程度の投与でも精神的な負荷、主に感情や感覚の喪失などが発生します。
加えてハウンドとのペアリング(ハウンドとバレットを組むこと)を行うと更に精神的な負荷が発生します。
ペアリング時には幻覚や幻聴、悪夢などの副作用も発生します。
■リード
オーナーが装着する指輪状の機械です。リードはオーナーの体内のリベルの活動をサポート、調整しペアリングを安定させる機能があります。
リードにはハウンドのバイタルチェックや通信機能なども備えられており、オーナーはこのリードを装着することが義務付けられています。
■オーナーの適性と適性者
そもそもオーナーとはなろうと思えばなれるのかどうか。
ルルブによればハウンドよりもオーナーの存在は貴重と言われています。
まずオーナーへの適性はキセキ使いに巻き込まれ、生き残ったからと言って必ず得られるものではないです。
現在、休眠状態を含めたハウンドの数とオーナー適性者の比率は5:1となっており、圧倒的にオーナーの数が少ないです。
(ルルブ1巻:100ページより)
なので簡単に失うことができない存在がオーナーです。
■ハウンド
ハウンドとはキセキ使いによって殺され、福音汚染の中で死体が残り、リベルを投与することで猟犬<殺戮人形―キリングドール―>となった存在です。
ハウンドの素体は必ず福音汚染の犠牲者でなければなりません。
普通の人間は福音汚染に巻き込まれると分解され、消滅します。
しかし、死体が消滅せずに残ることがあります。この死体はハウンドのベース、素体となります。
ただ、すぐにハウンドとして目覚めることはほとんどありません。
ハウンドは自分に適したオーナーが見つかるまではリベルを投与された後は冷蔵保管されます。
★冷蔵保管される素体…福音汚染によって残った死体は福音によって細胞の劣化や腐敗が非情に遅くなりますが、念のための処置のようです。
次にハウンドに投与されるリベルの量は21gです。
これは「人間の魂の重さ」と言われている量と同じらしいのですが、公式ではっきりと言われているわけではありません。
とは言え、これの通りに解釈をするのなら一度死んだ人間は魂を失っており、その魂の重さと同様のリベルを投与し、再び動かすということなのかもしれません。
■ハウンドの特徴
ハウンドの大きな特徴として以下のことが挙げられます。
・瞳が鮮やかな青色
・血液が青色
・戦闘能力が普通の人間よりも高くなる
大きな特徴としては以上です。他にもあるのですがやはり見た目が特徴でしょう。
また、ハウンドは成長することができなくなり、見た目は死んだ時の肉体年齢になります。加えて生殖機能が失われるので子供を作ることができません。
(性行為そのものは行えるようですが子供はできません)
食事と睡眠はハウンドにも必要になります。食事と睡眠を得ることで普通の人間と同じように精神的、肉体的な疲労を回復する為に必要になってきます。
■制御機能(リミッター)
ハウンドは高い身体能力や戦闘能力を持ちますが常にその力を使える状態だと消耗が早くなります。なのでリミッターをかけることで身体機能や戦闘能力を抑えます。
しかし、リミッターはハウンドにとって副作用のような影響も与えてしまいます。
例えば幻覚や幻聴、正確や趣味嗜好が生前より変化したりと代償が発生します。
このリミッターはキセキ使いなどとの戦闘時にオーナーの手で一時的にオフにされ、戦闘を行います。
■ハーネス
オーナーにはリードがありますがハウンドには首に<ハーネス>という所謂、首輪のようなものを着けます。
オーナーとの精神調整であったり、無線によるデータ通信、連絡手段を行うことができます。
そして上記のリミッターの役割を持っています。
ハーネスやリードは外してもペアリングは解除されませんが、オーナーとの精神調整が狂ってしまいますので24時間の装着が義務付けられています。
ハーネスは外科手術によって装着され、オーナーとのペアリングの際にも用いられます。
3、オーナーとハウンドのキズナ
オーナーとハウンドのキズナについて。
まずPCを作成する時、オーナーもハウンドもキズナを2つ獲得します。
キズナはPCにとって大切な思い出です。
人・物・場所など「PCにとってかけがえのない思い出」です。
オーナーは2つ共、初期作成時は<ヒビ>or<ヒビワレ状態>にはなっていませんが、ハウンドは2つのうち一つが既に<ヒビワレ状態>になっています。
キズナにはヒビとヒビワレの2段階があります。
ヒビ状態…記憶や感情を認識しにくい状態。簡単に言えば薄っすらと覚えている、理解できるけど集中しないと思い出せない状態です。
ヒビワレ状態…記憶や感情を完全に失った状態。ヒビワレ状態になったキズナというのは大事なもの、記憶、この人物に対して特別な感情を抱いていた気がする…とそれだけの認識になります。
認識できなくなるだけで、それらに関する記憶が全て消えるわけではありません。
しかし、ヒビワレ状態のキズナが一定の数、存在するとPCはロストの可能性が高くなります。
加えるとハウンドは一回のセッション終了後の処理としてキズナを一つヒビワレ状態にしなければなりません。
これはハウンドが避けては通れない精神的な消耗を表現するルールです。
それ故にハウンドは常にキセキ使いとの戦いに身を投じながらも、消耗されていくこと…率直に言うと「いつ壊れてしまってもおかしくない状態」に立たされていると私は思います。
ただし、このキズナの破壊はオーナーが肩代わりすることも可能です。
肩代わりすればオーナーのキズナも一つヒビワレ状態になる為、キズアトを取得することができます。
ですがヒビワレ状態が増えるということはその分、消耗し、壊れてしまう可能性も高まります。
キズナが増えれば増えるほどキズアトという強さも手に入る。けれど心も体も消耗していく…戦いの中で二人は絆やいろんな思い出を作っていく反面、いつどちらかが壊れるか、あるいは両方共、壊れてしまうかもしれない。
そんな互いが互いを支え、一緒にいられるように戦い続けることがキズナバレットです。エモい。
■キズアトとは?
ヒビワレ状態のキズナが一つあると取得できます。
初期作成時に取得できるのは最初からヒビワレ状態のキズナが一つあるハウンドのみです。
セッションのクローズではキズナがヒビワレ状態になったPCはキズアトを一つ取得することが可能となります。
クローズ…キズナバレットにおけるセッションの後処理の部分。セッション会場の片づけやPCの成長やキズアトを取得などをする。
キズアトとは上記でも説明しましたが、キズナが壊れると得られる新たな力です。
簡単に言えば「PCが使えるスキル」という感じです。
キズアトにはセッションのメインに使える「ドラマ効果」と決戦フェイズという戦闘シーンに使える「決戦効果」の2種類がそれぞれあります。
一つのキズアトに対してドラマ効果と決戦効果が存在し、それぞれ使えるタイミングに代償を払い、使用できます。
取得するキズアトは両方の効果を見ながら選んでいきましょう。
4、キセキ使いとは?
冒頭でも少し触れたのですが、キズナバレットの世界に存在する「人の形をした怪物」です。
キセキ使いはテンシから福音を与えられ、常人ならざる力を手に入れ、不老不死となります。
テンシに決まった姿形はなく、男性であるか、女性であるかどうかも不明です。
またテンシは一人ではなく、姿形の異なる人物が複数人、存在しているとも言われています。
このテンシに福音を与えられた人間はキセキ使いとなり、己の欲望や復讐、願いを叶える為に世界を壊すほどの力を得ます。
キセキ使いの力というのは不老不死もそうですが、身体変化や火や雷、天候を変化させるなど特異な力、それこそ”キセキ”を使えるようになります。
他にも精神への干渉や生命力の付与などといった他者へ福音を分け与えることで病状を改善させることも可能です。
つまり、「自分の大切な人が病気で死んでしまいそうだ…なら福音を分け与えて治そうじゃないか!」ということもできます。
しかし、生命力を付与しても一時的なもので付与したキセキ使いが死亡すれば付与された側の人間は元に戻ってしまいます。
「キセキは何度も起こらない、続かない」とも言えるのかもしれませんね。
■福音汚染(ゴスペルタイド)とは?
キセキ使いが自分を構成する福音を外へ発散することで周囲の生物を侵食・分解・吸収します。
この力とその際に発生する銀色の霧を福音汚染―ゴスペルタイド―と呼びます。
福音汚染の霧の範囲を汚染領域とも呼び、霧の中で標的になった生物は完全に分解、キセキ使いに吸収されます。
しかし、福音汚染の中で残った死体はハウンドの素体になる可能性があります。
加えてキセキ使いになってしまう者もいるようです。
確率としては
・肉体が残る…0.03%
・キセキ使いになる…0.01%
となっているようです。
※ルルブ第1巻p111より
福音汚染の中で活動ができるのは同じキセキ使いとリベルによって耐性を得たオーナーとハウンドの他にも「キセキ使いが標的から除外した生命体」です。
そういった福音汚染の目的は主に必要なエネルギーを確保すること、自分の領域(テリトリー)を作り、身を守ることです。
■キセキ使いの死
基本的にキセキ使いは不老不死です。
ですが、傷やダメージを受けたからと言って、常に回復し続けるとは限りません。
回復するには福音汚染によってエネルギーを補充しなければいけません。
エネルギーが十分に足りない状態で大きなダメージを受けると、回復・修復が追い付かずに死亡します。
なら大きなダメージを与え続ければいいのでは?と思いますよね。
そんなことができるのはキセキ使いを殺す為に作られたハウンドとオーナーだけです。
普通の人間はそもそも福音汚染の中に入ると即座に抹殺されてしまいますし、通常の攻撃ではキセキ使いを殺すことはほぼ不可能です。
5、ルールブックとプレイ人数
最後にキズナバレットのルールブック(以下、ルルブ)とプレイ人数を紹介します。
現在、ルルブは2巻まで発売されており、1巻【猟犬たちのネガイ】は世界観から基本のルールなどが載っており、これ1冊で問題なく遊ぶことができます。
2巻【野良犬たちのキズアト】では追加要素としてフリーランスのPCや傷号や新たなネガイの追加、残響体と呼ばれる存在を詳しく説明されていたりと、様々なものが増えています。
※2巻だけでは遊ぶことができませんので、必ず1巻を購入する必要があります。
しかし、キズナバレットを遊ぶ際に2巻が必ず必要ということはないので参加するセッション内で確認を行いましょう。
■キズナバレット 第1巻【猟犬たちのネガイ】
こちらが第1巻です。まずはこれを購入してじっくり読んでみましょう。
エモさで死にます。
おおよその世界観やセッションの進行の仕方なども載っていたり、ルルブの合間に挟まっているおまけの解説ページでは公式のサンプルキャラが解説してくれています。
ルルブ最後のページ230にある「なんとなくかっこいい銃用語」が個人的なお気に入りです。
リボルバー…レンコンみたいなのが付いてる銃。レンコンみたいな、というのは所謂、弾を入れる回転しながら弾が入れ替わっていく部分かなと。リボルバーは回転式の拳銃。良き力だ。
1巻ではオーナーもハウンドも所属先がSIDのみがほとんどですが次に紹介する2巻ではフリーランスなども登場、設定することができるようになります。
■キズナバレット 第2巻【野良犬たちのキズアト】
こちらが第2巻。表紙のフードのハウンドが公式サンプルキャラの中で私の推しです。かっこよくて可愛い。
2巻での追加要素はフリーランスの他にもオーナーとハウンドになった学生達が通う専用の学園があるなど、未成年のオーナーとハウンドを作ってみたい!学生生活も満喫したい!という人にはオススメです。
また残響体―エコーズ―について詳しく記載されていたり、シナリオ内に登場させる際のあれこれも追加されています。
残響体についてはいずれまた記事を書こうと思っています。
■プレイ人数
プレイ人数は進行役であるGMを含めて2~5人。
内訳としてはGM1人、PL1人の最低2人。
この最低人数の場合、PL1人がハウンドかオーナーを選び、GMがPLのパートナーと進行役を兼任する形になります。
所謂、KPC的なやつです。
ただし、GMが進行とPLの一人もといNPCを兼任することになるのである程度、TRPGに慣れた人、KPCの経験があるという人がやると良いかもしれません。
※あくまで良いかも、ということなので遊ぶ場合は事前に相談などをしておきましょう。
基本的なセッションでは一つの卓にGM1人、PLがオーナーとハウンドが1人ずつの2人の合計3人が一番オーソドックスになると思います。
オーナーとハウンドが1人ずつのバレットが2組のPL4人でもセッションは可能です。
またオーナー1人に対し、ペアリングを行ったハウンドが2人という3人組のバレットも存在します。
2人組のバレットか、3人組のバレットで参加するなどの相談も事前に相談をしておくのが必要なのと、最初に募集しているセッションのPL人数、シナリオの内容や募集している人への確認もしておきましょう。
シナリオによっては「3人組バレットが1組だけです」や「2人組バレットが2組でも大丈夫!」などもありますのでしっかり募集内容は確認しましょう。
■プレイ時間
正直、ここはシナリオやセッション形式、状況やRPの盛り上がり度で変わるのでどれが正解だ、不正解だというのがありません。
ルルブ記載のプレイ時間は準備時間も含めて3~4時間とあります。
ただ、TRPGをよくやっている人だとボイスセッションでも4時間で終わらない時があるというのは恐らく、多分、理解していらっしゃるかもしれません。メイビー。
ですが、私がオンラインコンベンションに参加した際にはボイスセッションで4時間ほどで終わったのでおおよそ、これくらいだと思います。
★オンラインコンベンション…オンライン上でイベントを行うこと。簡単に言えばオンラインコミケ、同人などのオンリーコンベンションをオンライン上で行うような感じ。
セッションのプレイ時間はその時々で変わるのとPL人数やテキストセッションのみだと4時間以上、掛かる場合もあるので長引きそうだったり、次の日が仕事で早く寝なきゃ!という時は「申し訳ないのですが中断してもいいですか?」とやんわりと申し出たり、セッションの打ち合わせ時に「〇〇時~〇〇時まで」と決めておくのも良いかもしれませんね。
ここまでずらっと書きましたがおおよそ3~4時間くらいが目安だと思います。
6、最後に
沢山、書いてきて気が付いたら文字数が8000超えててやばいことに気が付きました。はえー。
ぶっちゃけ、まだまだ書きたいことがあるのですがそこらへんは別記事で書こうと思います。
今回の記事ではキズナバレットの基本の部分を中心に書きました。
キズナバレット自体は発売が2021年の12月、2巻は2022年の3月と比較的、新しいシステムです。
世界観やシステム的に「死んだ人間を再び動かす」などという部分が苦手だなぁ…という人もいるかもしれません。
ですが、そういった人は無理に遊ぶ必要はありません。
ここらへんはキズナバレットに限ったことではないです。
TRPGが好きでも世界観に苦手な要素があったりしたら、オススメされたからと言って遊ぶ必要はないのです。
その時はやんわりと絹豆腐ばりの柔らかさで「苦手な要素があるみたいなの…」と断ってもいいかもです。
地雷とか今はいろいろ言われてますからね。
脱線しましたが、この記事で少しでもキズナバレットというTRPGに触れてもらい、遊んでもらえたなら幸いです。
(きっと一度、遊べばおのれからすばと思うはずです)
(公式シナリオ【春の虚慟】はいいぞ)
作者であるからすば先生のTwitterやYouTubeではセッションの配信などもしているようなので興味がある人はそれから見てみるのもいいかもしれません。
■壱村がニコニコ動画で投稿を開始した仮想卓
2つ目のニコニコ動画のやつは私が好きな作品、好きなキャラでキズナバレットを遊んでもらったという仮想の卓動画です。
こういうのが大丈夫という人はぜひ見てみてください。
ちなみに更新は月一程度を予定しているのですが、他にも動画作成などをしているので月一更新が遅れることが予想されますので、たまに覗くくらいが丁度良いかもしれません。
それでは長くなりましたがこの記事はここまでにしたいと思います。
またキズナバレットの記事を書く時は2巻の追加要素だったり、ロスト後などももっと詳しく書きます。
改めて最後まで閲覧してくださりありがとうございました。
▼2022/07/29
記事参考書籍
・キズナバレット 第1巻 猟犬たちのネガイ
・キズナバレット 第2巻 野良犬たちのキズアト
キズナバレット公式特設サイト
www.kizunabullet.newgame-plus.jp