ニコニコ動画の投稿動画やTwitterアカウントの組み分け
お久しぶりです。壱村です。
こうやってブログ書くの久しぶりすぎて変な感じします。
この記事では最近、ニコ動でMMD動画をうpするようになったのとTwitterアカウント、動画ジャンルごとのマシュマロの宛先などを改めてまとめていきます。
■ニコニコ動画アカウント
ニコ動のアカウントそのものはこれ一本です。
アクセルシンクロするカニ缶のうp主と思ってくれればいいです。
■メインTwitterアカウント
大体、普段のこととか雑多に呟くメインです。
最近はV関連の話題がミュートとかブロックしても頻繁に流れてくることが多くなったのでタイムライン自体あんまり見てません。
生息自体はしてるのでリプやDMくれれば反応します。
ニコ動と連携しているアカウントはこちらなので動画投稿ツイートなどはこちらから呟かれます。
基本的に投稿動画全般の話をしてるのでこっちの雑多な内容が大丈夫かつTRPG動画(遊戯王仮想卓、とうらぶCoCリプレイ動画)やMMD(現在、とうらぶのみ)の呟きを見てもいけるよという人はこちらをフォローしてくれるといいのかなと。
◆マシュマロ
投稿動画全般への感想は上記のアカウント名義の下記のマシュマロへお願いします。
とうらぶCoCの話も基本的にはこちらのアカウントでしますがほぼセッションの内容なので原作ゲームや原作キャラの話はあまりしないので、とうらぶの話を直接してるのが苦手だという人はこちらのアカウントをフォローしておくと良いかもしれません。
■TRPG&とうらぶアカウント
TRPG募集&参加用です。とうらぶなりキャラでTRPGもしたいなと思い、まとめました。
とうらぶの話題がメインになっているのでもし苦手だけどTRPGを一緒にしたいという優しい人はメイン垢のほうへご連絡ください。
こちらではMMDとうらぶ動画の話をしています。MMDの話そのものはメインでも話してますがキャラやゲームそのものの話はこっちの垢なので、MMDとうらぶ動画の感想はこちらのアカウント名義のマシュマロに送ってくださると幸いです。
◆マシュマロ
あと、これはどちらのアカウントにも共通してのことなのですが…
壱村はVTuberが苦手です。
なのでアカウントフォローはしても問題ないですし、感想をリプやマシュマロで送ってくださるのは構いませんがフォロー返しは一切しません。
V関連の話題を見るのもしんどいのでそういった話題を中心に呟いている方をフォローしには行けないことをご了承ください。
ただそういった方でTRPGをしたい、興味がある、教えてほしいなどのご連絡はDMもしくはディスコードでしていただけると良いかと思います。
アカウントや感想の送り先が複数あり、フォロー云々にもあれこれあって面倒だとは思いますがご理解いただけると幸いです。
◇最後に
簡単なフォロー、感想先について。
→@itimura_ari
・とうらぶの話題、MMDとうらぶ関連の動画
→@itimura_trpg
何かございましたらこの記事へコメントなどくださればお返事致します。
うちよそのキャラで簡単にエモくなるTRPG【キズナバレット】を布教する
どうも、お久しぶりです。壱村です。
今回はキズナバレットについてを布教する記事を書いていこうと思います。
大まかに書くのは下記の通り。
・キズナバレットとは?
・キズナバレットの世界観
・PCであるオーナーとハウンドとは?
→世界観やPCにおける注意点
・キセキ使いとは?
・PL人数、ルルブについて
以上をやっていきます。
1、キズナバレットとは?
キズナバレットとは2021年12に発売されたからすば晴氏が作成した現代の世界を舞台にしたTRPGです。
ブラッドパスと同様にPCが二人一組のバディを組みます。
PCは<キセキ使い>と呼ばれる人の形をした怪物を殺すことを目的とし、キセキ使いを殺す為に作りだされた<ハウンド>殺戮人形(キリングドール)とハウンドを制御し、正しく扱うことのできるパートナー<オーナー>の2種類の種別が存在します。
キズナバレットの舞台は私達、PLが住んでいる現代日本を舞台にはしていますが、決定的に違うのは<キセキ使い>の存在です。
キセキ使いは不死の体を持ち、人ならざる超常的な力を持っています。
その行動は自身の欲望やネガイを叶える為にしています。
彼らは”テンシ”と呼ばれる存在から<福音―ゴスペル―>を与えられ、超常的な力を得ます。
テンシは人に福音を与え、キセキ使いとすることができますが、その実態や姿形は不確定とも言われています。
またテンシに選ばれる理由や福音そのものも不可解な部分が多く、SIDも福音を入手できていますが、完全に解析はできていないのです。
★SID…キズナバレットに登場する組織。正式名称は警察庁刑事局特殊犯罪情報管理部。簡単に言えばドラマやアニメに出てくる「非現実的な事件などを解決する警察の部署」です。
彼らキセキ使い達の目的はそれぞれ違いますが
「殺人を行うことを快楽としている」
「自分の大切な人を守る為に、同じキセキ使いにしたい」
「誰かに復讐したい」
など本当に様々です。キセキ使いとしてテンシに選ばれる理由ははっきりとわかってはいませんが、強い願いを持っている人間が選ばれるというのがあるようです。
キズナバレットではこのキセキ使いを殺すことが目的です。
では殺す為にはどうすれば良いのか。
ここで出てくるのがPCである<オーナー>と<ハウンド>です。
オーナーとハウンドは基本的に一人ずつでバディを組み、システム内の用語で言うと<バレット>を組むことになります。
バレットはオーナー1人、ハウンド1人の2組にはなるのですがオーナー1人、ハウンド2人という変則的なバレットを組むこともできます。
この場合は参加者全員で相談や、使うシナリオによって変わりますのでセッション時は確認をしておくと良いでしょう。
オーナーとハウンドについて書く前に重要な存在<リベル>についてを説明します。
■リベルとは?
リベルとはざっくり言うとキズナバレットの世界に存在する架空のナノマシンです。
オーナーには1g程度、ハウンドには21gが投与されます。
リベルはテンシとキセキ使いの持つ<福音―ゴスペル―>を解析し、人間でも管理、扱いやすくしたもので、キセキ使いの福音を殺す為のナノマシンー<カウンター・ナノマシン>とも呼ばれています。
★ナノマシン…10のマイナス9乗であるナノサイズ、ウイルスと同じくらいに小さい機械のこと。映画などでよく使われているもの。
オーナーにもハウンドにもこのナノマシンが投与され、<福音汚染―ゴスペルタイド―>への耐性であったり、ハウンドの製造、ペアリングに必要になってきます。
リベルを投与することによって上記のことが得られますが、副作用も発生します。
特にオーナーは普通の人間です。本来、リベルを多量に人間へと投与することはできません。
普通の人間にハウンドと同量のリベルを投与すると即座に肉体が崩壊します。
それでも量を1g程度は投与する必要があります。
しかし、いくら少量でもリベルが人間に与える影響、副作用とは避けて通れない問題です。
ここの副作用に関してはオーナーの項目で詳しく説明します。
リベルがなければキセキ使いと戦うことができない、しかしリベルがもたらす副作用、戦いそのものによってオーナーもハウンドも消耗していく。
消耗し、ロストする確率はハウンドのほうが高くはありますが、オーナーがハウンドをしっかりと支えてあげることでバレット達はいつか死んでしまう時が来ても、悔いなく死ねるのかもしれません。
逆にハウンドには後述しますが、21g投与されます。
そしてハウンドは「キセキ使いに殺され、福音汚染の中で死体が残った素体」をベースに製造されます
なので
・死体にナノマシンを投与し、再び動かす
・複数の副作用(幻覚や幻聴、感情、感覚を失う)などが苦手な方は無理して遊ぶ必要はないです。
2、PCであるオーナーとハウンドとは?
続いてオーナーとハウンドについて説明をしていきます。
■オーナー
キセキ使いの起こした事件に巻き込まれるが生き残った人間にオーナーとしての適性を得てなった普通の人間です。
そしてハウンドの監督者。後述するハウンドと行動を共にし、彼らの精神的な部分であったりケアをしていくことがオーナーの役目です。
オーナー適性は全ての人間にあるわけではなく、SIDが管理や関連の施設などで適性があるかどうかを調べ、あった場合に初めてオーナーとなることができます。
仮になかったとしてもSIDで他のオーナーやハウンドへの協力者となることも可能で、SIDにはキセキ使いの事件に巻き込まれたが、オーナーにはなれずに協力者となることで支えている人達が大勢います。
オーナーになると<リベル>というナノマシンを1gほど投与されます。
リベルを投与することで<福音汚染―ゴスペルタイド―>への耐性や通常よりも戦闘能力が上昇します。
とはいえ、ハウンドに比べると戦闘能力は劣ります。しかしながら元々の戦闘能力が高ければオーナーであれば前線に立つこともできます。
実際、ルルブによればハウンドよりも高い戦果を上げているオーナーもいるようです。
★福音汚染…ゴスペルタイドとも呼ばれている。キセキ使いから放たれる銀色の霧。この福音汚染の中に巻き込まれた人間や生物は分解され、キセキ使いへと吸収されます。
リベルを投与されるとオーナーは精神的な影響、負荷を負います。
上記のリベルでの説明にある通り、通常このナノマシンは普通の人間に多量は投与できず、多量投与すると肉体が即座に崩壊します。
けれど、リベル無しではキセキ使いとは戦えません。
1g程度の投与でも精神的な負荷、主に感情や感覚の喪失などが発生します。
加えてハウンドとのペアリング(ハウンドとバレットを組むこと)を行うと更に精神的な負荷が発生します。
ペアリング時には幻覚や幻聴、悪夢などの副作用も発生します。
■リード
オーナーが装着する指輪状の機械です。リードはオーナーの体内のリベルの活動をサポート、調整しペアリングを安定させる機能があります。
リードにはハウンドのバイタルチェックや通信機能なども備えられており、オーナーはこのリードを装着することが義務付けられています。
■オーナーの適性と適性者
そもそもオーナーとはなろうと思えばなれるのかどうか。
ルルブによればハウンドよりもオーナーの存在は貴重と言われています。
まずオーナーへの適性はキセキ使いに巻き込まれ、生き残ったからと言って必ず得られるものではないです。
現在、休眠状態を含めたハウンドの数とオーナー適性者の比率は5:1となっており、圧倒的にオーナーの数が少ないです。
(ルルブ1巻:100ページより)
なので簡単に失うことができない存在がオーナーです。
■ハウンド
ハウンドとはキセキ使いによって殺され、福音汚染の中で死体が残り、リベルを投与することで猟犬<殺戮人形―キリングドール―>となった存在です。
ハウンドの素体は必ず福音汚染の犠牲者でなければなりません。
普通の人間は福音汚染に巻き込まれると分解され、消滅します。
しかし、死体が消滅せずに残ることがあります。この死体はハウンドのベース、素体となります。
ただ、すぐにハウンドとして目覚めることはほとんどありません。
ハウンドは自分に適したオーナーが見つかるまではリベルを投与された後は冷蔵保管されます。
★冷蔵保管される素体…福音汚染によって残った死体は福音によって細胞の劣化や腐敗が非情に遅くなりますが、念のための処置のようです。
次にハウンドに投与されるリベルの量は21gです。
これは「人間の魂の重さ」と言われている量と同じらしいのですが、公式ではっきりと言われているわけではありません。
とは言え、これの通りに解釈をするのなら一度死んだ人間は魂を失っており、その魂の重さと同様のリベルを投与し、再び動かすということなのかもしれません。
■ハウンドの特徴
ハウンドの大きな特徴として以下のことが挙げられます。
・瞳が鮮やかな青色
・血液が青色
・戦闘能力が普通の人間よりも高くなる
大きな特徴としては以上です。他にもあるのですがやはり見た目が特徴でしょう。
また、ハウンドは成長することができなくなり、見た目は死んだ時の肉体年齢になります。加えて生殖機能が失われるので子供を作ることができません。
(性行為そのものは行えるようですが子供はできません)
食事と睡眠はハウンドにも必要になります。食事と睡眠を得ることで普通の人間と同じように精神的、肉体的な疲労を回復する為に必要になってきます。
■制御機能(リミッター)
ハウンドは高い身体能力や戦闘能力を持ちますが常にその力を使える状態だと消耗が早くなります。なのでリミッターをかけることで身体機能や戦闘能力を抑えます。
しかし、リミッターはハウンドにとって副作用のような影響も与えてしまいます。
例えば幻覚や幻聴、正確や趣味嗜好が生前より変化したりと代償が発生します。
このリミッターはキセキ使いなどとの戦闘時にオーナーの手で一時的にオフにされ、戦闘を行います。
■ハーネス
オーナーにはリードがありますがハウンドには首に<ハーネス>という所謂、首輪のようなものを着けます。
オーナーとの精神調整であったり、無線によるデータ通信、連絡手段を行うことができます。
そして上記のリミッターの役割を持っています。
ハーネスやリードは外してもペアリングは解除されませんが、オーナーとの精神調整が狂ってしまいますので24時間の装着が義務付けられています。
ハーネスは外科手術によって装着され、オーナーとのペアリングの際にも用いられます。
3、オーナーとハウンドのキズナ
オーナーとハウンドのキズナについて。
まずPCを作成する時、オーナーもハウンドもキズナを2つ獲得します。
キズナはPCにとって大切な思い出です。
人・物・場所など「PCにとってかけがえのない思い出」です。
オーナーは2つ共、初期作成時は<ヒビ>or<ヒビワレ状態>にはなっていませんが、ハウンドは2つのうち一つが既に<ヒビワレ状態>になっています。
キズナにはヒビとヒビワレの2段階があります。
ヒビ状態…記憶や感情を認識しにくい状態。簡単に言えば薄っすらと覚えている、理解できるけど集中しないと思い出せない状態です。
ヒビワレ状態…記憶や感情を完全に失った状態。ヒビワレ状態になったキズナというのは大事なもの、記憶、この人物に対して特別な感情を抱いていた気がする…とそれだけの認識になります。
認識できなくなるだけで、それらに関する記憶が全て消えるわけではありません。
しかし、ヒビワレ状態のキズナが一定の数、存在するとPCはロストの可能性が高くなります。
加えるとハウンドは一回のセッション終了後の処理としてキズナを一つヒビワレ状態にしなければなりません。
これはハウンドが避けては通れない精神的な消耗を表現するルールです。
それ故にハウンドは常にキセキ使いとの戦いに身を投じながらも、消耗されていくこと…率直に言うと「いつ壊れてしまってもおかしくない状態」に立たされていると私は思います。
ただし、このキズナの破壊はオーナーが肩代わりすることも可能です。
肩代わりすればオーナーのキズナも一つヒビワレ状態になる為、キズアトを取得することができます。
ですがヒビワレ状態が増えるということはその分、消耗し、壊れてしまう可能性も高まります。
キズナが増えれば増えるほどキズアトという強さも手に入る。けれど心も体も消耗していく…戦いの中で二人は絆やいろんな思い出を作っていく反面、いつどちらかが壊れるか、あるいは両方共、壊れてしまうかもしれない。
そんな互いが互いを支え、一緒にいられるように戦い続けることがキズナバレットです。エモい。
■キズアトとは?
ヒビワレ状態のキズナが一つあると取得できます。
初期作成時に取得できるのは最初からヒビワレ状態のキズナが一つあるハウンドのみです。
セッションのクローズではキズナがヒビワレ状態になったPCはキズアトを一つ取得することが可能となります。
クローズ…キズナバレットにおけるセッションの後処理の部分。セッション会場の片づけやPCの成長やキズアトを取得などをする。
キズアトとは上記でも説明しましたが、キズナが壊れると得られる新たな力です。
簡単に言えば「PCが使えるスキル」という感じです。
キズアトにはセッションのメインに使える「ドラマ効果」と決戦フェイズという戦闘シーンに使える「決戦効果」の2種類がそれぞれあります。
一つのキズアトに対してドラマ効果と決戦効果が存在し、それぞれ使えるタイミングに代償を払い、使用できます。
取得するキズアトは両方の効果を見ながら選んでいきましょう。
4、キセキ使いとは?
冒頭でも少し触れたのですが、キズナバレットの世界に存在する「人の形をした怪物」です。
キセキ使いはテンシから福音を与えられ、常人ならざる力を手に入れ、不老不死となります。
テンシに決まった姿形はなく、男性であるか、女性であるかどうかも不明です。
またテンシは一人ではなく、姿形の異なる人物が複数人、存在しているとも言われています。
このテンシに福音を与えられた人間はキセキ使いとなり、己の欲望や復讐、願いを叶える為に世界を壊すほどの力を得ます。
キセキ使いの力というのは不老不死もそうですが、身体変化や火や雷、天候を変化させるなど特異な力、それこそ”キセキ”を使えるようになります。
他にも精神への干渉や生命力の付与などといった他者へ福音を分け与えることで病状を改善させることも可能です。
つまり、「自分の大切な人が病気で死んでしまいそうだ…なら福音を分け与えて治そうじゃないか!」ということもできます。
しかし、生命力を付与しても一時的なもので付与したキセキ使いが死亡すれば付与された側の人間は元に戻ってしまいます。
「キセキは何度も起こらない、続かない」とも言えるのかもしれませんね。
■福音汚染(ゴスペルタイド)とは?
キセキ使いが自分を構成する福音を外へ発散することで周囲の生物を侵食・分解・吸収します。
この力とその際に発生する銀色の霧を福音汚染―ゴスペルタイド―と呼びます。
福音汚染の霧の範囲を汚染領域とも呼び、霧の中で標的になった生物は完全に分解、キセキ使いに吸収されます。
しかし、福音汚染の中で残った死体はハウンドの素体になる可能性があります。
加えてキセキ使いになってしまう者もいるようです。
確率としては
・肉体が残る…0.03%
・キセキ使いになる…0.01%
となっているようです。
※ルルブ第1巻p111より
福音汚染の中で活動ができるのは同じキセキ使いとリベルによって耐性を得たオーナーとハウンドの他にも「キセキ使いが標的から除外した生命体」です。
そういった福音汚染の目的は主に必要なエネルギーを確保すること、自分の領域(テリトリー)を作り、身を守ることです。
■キセキ使いの死
基本的にキセキ使いは不老不死です。
ですが、傷やダメージを受けたからと言って、常に回復し続けるとは限りません。
回復するには福音汚染によってエネルギーを補充しなければいけません。
エネルギーが十分に足りない状態で大きなダメージを受けると、回復・修復が追い付かずに死亡します。
なら大きなダメージを与え続ければいいのでは?と思いますよね。
そんなことができるのはキセキ使いを殺す為に作られたハウンドとオーナーだけです。
普通の人間はそもそも福音汚染の中に入ると即座に抹殺されてしまいますし、通常の攻撃ではキセキ使いを殺すことはほぼ不可能です。
5、ルールブックとプレイ人数
最後にキズナバレットのルールブック(以下、ルルブ)とプレイ人数を紹介します。
現在、ルルブは2巻まで発売されており、1巻【猟犬たちのネガイ】は世界観から基本のルールなどが載っており、これ1冊で問題なく遊ぶことができます。
2巻【野良犬たちのキズアト】では追加要素としてフリーランスのPCや傷号や新たなネガイの追加、残響体と呼ばれる存在を詳しく説明されていたりと、様々なものが増えています。
※2巻だけでは遊ぶことができませんので、必ず1巻を購入する必要があります。
しかし、キズナバレットを遊ぶ際に2巻が必ず必要ということはないので参加するセッション内で確認を行いましょう。
■キズナバレット 第1巻【猟犬たちのネガイ】
こちらが第1巻です。まずはこれを購入してじっくり読んでみましょう。
エモさで死にます。
おおよその世界観やセッションの進行の仕方なども載っていたり、ルルブの合間に挟まっているおまけの解説ページでは公式のサンプルキャラが解説してくれています。
ルルブ最後のページ230にある「なんとなくかっこいい銃用語」が個人的なお気に入りです。
リボルバー…レンコンみたいなのが付いてる銃。レンコンみたいな、というのは所謂、弾を入れる回転しながら弾が入れ替わっていく部分かなと。リボルバーは回転式の拳銃。良き力だ。
1巻ではオーナーもハウンドも所属先がSIDのみがほとんどですが次に紹介する2巻ではフリーランスなども登場、設定することができるようになります。
■キズナバレット 第2巻【野良犬たちのキズアト】
こちらが第2巻。表紙のフードのハウンドが公式サンプルキャラの中で私の推しです。かっこよくて可愛い。
2巻での追加要素はフリーランスの他にもオーナーとハウンドになった学生達が通う専用の学園があるなど、未成年のオーナーとハウンドを作ってみたい!学生生活も満喫したい!という人にはオススメです。
また残響体―エコーズ―について詳しく記載されていたり、シナリオ内に登場させる際のあれこれも追加されています。
残響体についてはいずれまた記事を書こうと思っています。
■プレイ人数
プレイ人数は進行役であるGMを含めて2~5人。
内訳としてはGM1人、PL1人の最低2人。
この最低人数の場合、PL1人がハウンドかオーナーを選び、GMがPLのパートナーと進行役を兼任する形になります。
所謂、KPC的なやつです。
ただし、GMが進行とPLの一人もといNPCを兼任することになるのである程度、TRPGに慣れた人、KPCの経験があるという人がやると良いかもしれません。
※あくまで良いかも、ということなので遊ぶ場合は事前に相談などをしておきましょう。
基本的なセッションでは一つの卓にGM1人、PLがオーナーとハウンドが1人ずつの2人の合計3人が一番オーソドックスになると思います。
オーナーとハウンドが1人ずつのバレットが2組のPL4人でもセッションは可能です。
またオーナー1人に対し、ペアリングを行ったハウンドが2人という3人組のバレットも存在します。
2人組のバレットか、3人組のバレットで参加するなどの相談も事前に相談をしておくのが必要なのと、最初に募集しているセッションのPL人数、シナリオの内容や募集している人への確認もしておきましょう。
シナリオによっては「3人組バレットが1組だけです」や「2人組バレットが2組でも大丈夫!」などもありますのでしっかり募集内容は確認しましょう。
■プレイ時間
正直、ここはシナリオやセッション形式、状況やRPの盛り上がり度で変わるのでどれが正解だ、不正解だというのがありません。
ルルブ記載のプレイ時間は準備時間も含めて3~4時間とあります。
ただ、TRPGをよくやっている人だとボイスセッションでも4時間で終わらない時があるというのは恐らく、多分、理解していらっしゃるかもしれません。メイビー。
ですが、私がオンラインコンベンションに参加した際にはボイスセッションで4時間ほどで終わったのでおおよそ、これくらいだと思います。
★オンラインコンベンション…オンライン上でイベントを行うこと。簡単に言えばオンラインコミケ、同人などのオンリーコンベンションをオンライン上で行うような感じ。
セッションのプレイ時間はその時々で変わるのとPL人数やテキストセッションのみだと4時間以上、掛かる場合もあるので長引きそうだったり、次の日が仕事で早く寝なきゃ!という時は「申し訳ないのですが中断してもいいですか?」とやんわりと申し出たり、セッションの打ち合わせ時に「〇〇時~〇〇時まで」と決めておくのも良いかもしれませんね。
ここまでずらっと書きましたがおおよそ3~4時間くらいが目安だと思います。
6、最後に
沢山、書いてきて気が付いたら文字数が8000超えててやばいことに気が付きました。はえー。
ぶっちゃけ、まだまだ書きたいことがあるのですがそこらへんは別記事で書こうと思います。
今回の記事ではキズナバレットの基本の部分を中心に書きました。
キズナバレット自体は発売が2021年の12月、2巻は2022年の3月と比較的、新しいシステムです。
世界観やシステム的に「死んだ人間を再び動かす」などという部分が苦手だなぁ…という人もいるかもしれません。
ですが、そういった人は無理に遊ぶ必要はありません。
ここらへんはキズナバレットに限ったことではないです。
TRPGが好きでも世界観に苦手な要素があったりしたら、オススメされたからと言って遊ぶ必要はないのです。
その時はやんわりと絹豆腐ばりの柔らかさで「苦手な要素があるみたいなの…」と断ってもいいかもです。
地雷とか今はいろいろ言われてますからね。
脱線しましたが、この記事で少しでもキズナバレットというTRPGに触れてもらい、遊んでもらえたなら幸いです。
(きっと一度、遊べばおのれからすばと思うはずです)
(公式シナリオ【春の虚慟】はいいぞ)
作者であるからすば先生のTwitterやYouTubeではセッションの配信などもしているようなので興味がある人はそれから見てみるのもいいかもしれません。
■壱村がニコニコ動画で投稿を開始した仮想卓
2つ目のニコニコ動画のやつは私が好きな作品、好きなキャラでキズナバレットを遊んでもらったという仮想の卓動画です。
こういうのが大丈夫という人はぜひ見てみてください。
ちなみに更新は月一程度を予定しているのですが、他にも動画作成などをしているので月一更新が遅れることが予想されますので、たまに覗くくらいが丁度良いかもしれません。
それでは長くなりましたがこの記事はここまでにしたいと思います。
またキズナバレットの記事を書く時は2巻の追加要素だったり、ロスト後などももっと詳しく書きます。
改めて最後まで閲覧してくださりありがとうございました。
▼2022/07/29
記事参考書籍
・キズナバレット 第1巻 猟犬たちのネガイ
・キズナバレット 第2巻 野良犬たちのキズアト
キズナバレット公式特設サイト
www.kizunabullet.newgame-plus.jp
【遊戯王実卓PC仮想卓】最愛の仕合せ【マギカロギア】完走記事
どうも壱村です。この度は動画【遊戯王実卓PC仮想卓】最愛の仕合せ【マギカロギア】を最後までご視聴してくださりありがとうございます。
動画の再生、コメント、更には広告まで沢山いただき入る度にビビリちらしていました。本当に感謝です。
改めてシリーズに広告を入れてくださった方をまとめて記載したいと思います。
最終話の動画はこちらから。
■広告してくださった方々
フールさん
まきもとようこさん
瑠璃唐綿さん
AIさん
こむぎさん
紫流さん
るるぅさん
動画を投稿する度に見てくださっている方がいると思うとやる気が出たり、励まされていました。
また過去のTRPG動画にも広告が入っていたりと更にビビリちらしていました。ありがてぇ…
動画ラストでも少し入れましたが次回作も一応、作成予定です。
まだ公開やら何やらは未定ですがいずれは投稿したいと思っていますので、気長に待っていてくださると幸いです。
使用キャラは仮ではありますが決まっているんですけど、確定ではないです、とだけ。
シナリオ案は既に作ってあるので気力次第です。頑張ります。
さて、今回の動画シナリオ【最愛の仕合せ】について軽くまとめようと思います。
いろいろと私のPC事情であったり、独自の用語があったので改めて補足も兼ねて。
1、【対禁書用戦闘個体】とは?
まず、動画内にも出てきた【対禁書用戦闘個体】とはいったいなんぞや、というところから。
これは某魔術と科学もののライトノベルに出てくる「クローン」を元ネタにしてます。
とはいえ純粋なクローンではなく、【原石】と呼ばれる特殊な宝石を核に意図的に外典として生み出された存在です。
「アンタークチサイト」もその実験の一つでしたが、あまりに非人道的な実験が続いたこと、大破壊をきっかけに実験そのものは凍結、終わりを告げました。
この実験には【第一期・量産個体原石(プロトオーダー)】と【第二期・確定個体原石(チューニングオーダー)】の2つがあります。
両方共、大破壊前から実験されていましたが残ったのは第二期の3体のみ。第一期には4体存在しており、その4体全てが実験過程で破壊、崩壊し既にその存在はあやふやになっています。
第二期は第一期の実験の後、改良と調整を加えて安定いた外典として生まれました。
現在もうp主のPCとして第二期の3人が存在し、1人は一度、卓にて稼働済みです。
次回動画で使うなら第二期の宝石PCのうちの1人が採用されると思いますが、どの子になるかは未定です。
イメージ自体も決まっており、いつかは動かしたいなぁと模索中です。
現時点で話せるのはこれくらいです。
2、禁書【嫌悪する失意の劣化品】について
今回、登場した禁書について。
これは舞台にもなった音環支部の書庫に保管されていたものです。
動画内にもあった通り、そこそこに危険な禁書が支部に保管されていたのか。
理由としては上記の【対禁書用戦闘個体】の実験は過去の音環支部が中心となって行っていたからです。
音環支部の現在は表では音楽事務所ですが、過去は製薬会社で支部の場所も異なります。
その為、実験過程で生まれてしまい大破壊直前に一度、旧支部内に保管。
ただ、第二期シリーズの製造の為に使えないかという目的で現在の音環支部へと保管されました。
時系列としては
・【対禁書用戦闘個体】第一期の製造開始
→4体の原石、外典が生まれる
・第一期のほとんどが崩壊、破壊される
・同時に第二期の製造が開始される
・アンタークチサイトのレプリカと禁書【嫌悪する失意の劣化品】が生まれる
・大破壊が起こり、旧音環支部が崩壊。現在の場所へと移す
→禁書【嫌悪する失意の劣化品】が音環支部へと保管
・大破壊から数年経ち、第二期の全ての個体が完全に完成する
・現在の音環支部の書庫整理にてなんらかの理由により紛失
→空と癒音が編纂、支部から暗闇文庫へと移送、保管
とまぁ、簡単な時系列としてはこんな感じです。
とにかく過去の大法典がやべぇことをしていたってのが伝わればいいのかなと。
最初に少し触れましたが非人道的なことも平気でやっていたので、元々あんまり良い噂もなかったし、昔は今より規律とか書籍卿の定義がはっきりしていなかったでしょうから黒い噂が絶えなかった、という感じです。
現在の音環支部では実験、計画自体が凍結、実質上の終了を告げていますから何も行われていませんが旧音環支部ではまだ過去の負の遺産が残されている状態です。
次回の動画ではそこらへんにスポットライトを当てれればと思っています。
実験自体は音環支部中心で行われており、他にも別支部でも同様の実験がされていたりとまぁ、碌なことがなかったです。
我ながらめんどくさい設定を作ってしまった。
ともあれ、禁書の核にあるのは「レプリカのまま放置されてしまった」「本物になれないまま放置され、本物になれない絶望と魔法使いへの嫌悪」です。
大法典の身勝手で生まれ、挙句には破壊され、レプリカ…劣化品として禁書になり保管され続けた絶望が溢れています。
感情としては自由になりたいという単純かつ明確なものです。
書庫って基本、暗いですし。魔導書にとっては不自由そのものですからね。
ですが今は暗闇文庫で再び眠ることになっていますので、しばらくは出てくることはないでしょう。
3、今後のシナリオについて
動画自体の作成は続けていきます。
が、最初に言った通りいつになるかは未定です。正直、やる気自体はあるんですけどリアル卓の予定があるのでそちらを優先したいのでまだまだ先になります。
そこらへんは気長に待っていてくださると嬉しいです。
シナリオは宝石関連の続編になると思います。
まだ形しかできていないので細かい部分をあれこれ詰めたりしてからいろいろと作っていこうと思います。
それでもかなり独自の設定やら何やらが増えてくると思いますのでこちらも合わせてご理解してくれると幸いです。
動画への質問や感想などは下記のマシュマロへくださるとTwitterで答えます。
■マシュマロ
4、最後に
記事を最後まで読んでくださりありがとうございました。
まだまだ未熟な私ですが今後とも応援のほどよろしくお願いします。
これからも好きなものに全力で取り組んでいきますのでどうぞ暖かい目で見守ってくださると幸いです。
それではまた動画でお会いしましょう。
令和に始めるマギカロギア布教記事その2
どうもこんにちわ、壱村です。
今回はマギカロギアの布教記事その2です。
主に何を書くのかと言うと、
・マギロギのキャラについて
・初心者にはどんなキャラ作成がおすすめか
です。
TRPG全般に言えるのですが遊ぶには自分の分身であるキャラ(以下、PC)を作らなくてはいけません。
マギロギのPCはどんな種類があって、どんなのが初心者にはおすすめなのかをざっくりとではありますが解説していこうと思います。
1、経歴について
まず、マギロギのキャラにはいくつかの種類があります。
所謂、キャラのジョブみたいなものです。
これを「経歴」と言い、それぞれに専用の魔法があったり、信条があります。
一つずつ説明していきましょう。
1)書警(ブックウォッチ)
位階:1位
信条:魔法災厄を食い止める
<大法典>特有の魔法使い。<禁書>による魔法事件を解決するための訓練を受けている。<禁書>回収と魔法戦の達人。
マギロギの中の経歴の中ではトップ、つまりはエリートです。
優れた者しかなれないと言われている経歴で特に魔法戦に特化した専用魔法を持っています。
専用魔法には自身の攻撃力を上げるもの、攻撃呪文などが多いです。
とは言え、扱いは難しくなく一人でも調査や魔法戦をこなせるので初心者にはおすすめな経歴の一つです。
2)司書(ライブラリアン)
位階:2位
信条:仲間の魔法使いを助ける
<大法典>特有の魔法使い。魔道書の専門家。膨大な魔道書に関する知識を活用して、仲間の魔法使いたちを助ける。
信条の通り、仲間の魔法使いを助ける、所謂サポート型の経歴です。
書警は<禁書>や<断章>、<書籍卿>などと幅広く魔法戦をこなせますが、司書は<禁書>や<断章>を相手にする場合、力を発揮する専用魔法があります。
調査を自動成功にさせたりと支援を得意とします。
ただ、一人で動くことはあまり前提としていない為、一人用シナリオなどでは扱いが少々、難しい面もあるかもしれません。
3)書工(アルチザン)
位階:3位
信条:未知の魔法や情報を入手する
<大法典>特有の魔法使い。魔法使いたちが使う魔道書のメンテナンスを行ったり、強化用の特殊な装丁を施したりする。
書警と司書を足したような経歴です。書警は攻撃魔法を主に使用しますが、書工は自身の持つ魔道書や元型を強化し戦います。
書警ほど戦闘特化というわけではありませんが、一人でも十分に戦える経歴と言えます。
専用魔法には元型を強化したり、自身の魔力を増幅させるもの、魔法戦の立会人時に攻撃を援護するなど司書とは真逆のものが多いです。
4)訪問者(ゲスト)
位階:4位
信条:魔法災厄に巻き込まれた一般人<愚者>を助ける
偶然、魔法に触れ、その影響で無自覚に魔法を操ることができるようになった者。
<誤植>とも呼ばれる。他の魔法使いと異なり、人であることを忘れていない。
元はただの愚者であった者がなんらかの魔法的存在、魔法的要因に触れてしまったことにより魔法を使えるようになった存在。
殆どは断章に憑依されたり、魔法災厄に巻き込まれた者がなることが多いです。
マギロギ初心者にはおすすめの経歴です。
理由としては世界観に簡単に触れることができたり、魔法とは何かを理解することがこの経歴を使えばかなりわかりやすいからです。
経歴魔法はセッション中、判定を振り直しが可能というかなりチートなものがあります。
主に振り直しであったり、運命に介入する魔法を使うことができます。
5)異端者(アウトサイダー)
位階:5位
信条:多くの人と運命を結ぶ
人間社会では怪物、妖怪などと呼ばれる存在。天然の魔法生物。様々な見返りと引き換えに<大法典>と契約し、魔法事件の調査に協力している。
簡単に言えば吸血鬼であったり、夢魔などという人ならざる者。その魔法は<大法典>のものとは異なるものが多く、専用魔法はクセが強いものが多いです。
<大法典>に協力している者もいますが、中には<書籍卿>に協力する者もいます。
端的に言えば彼らは報酬さえ貰えれれば、どちらにもつく、という存在でもあります。
<大法典>に所属する、という異端者も勿論います。そこは設定でいくらでもできます。
専用魔法は元型を操るものが多く、自身で戦うよりも元型を使役しながら戦うというのが主ですので、少々扱いは難しいかもしれません。
位階:6位
信条:魔法によって誰かの願いを叶える
特殊な魔道書で<大法典>の奴隷。強力な拘束魔法(ギアス)によって<断章>の回収のために奉仕するように強制されているもの。
マギロギの世界では魔道書は意思を持っています。外典はその中でも特殊で人型を取った存在とも言えます。
魔道書は禁書に成りえる可能性がある為、そうならないように拘束魔法をつけ使役することで<大法典>に従わせています。
また魔道書である他にも外典は元禁書であることも多いです。
禁書に拘束魔法をつけ、魔法災厄を起こさないようにさせることでその存在を確立させています。
異端者同様に専用魔法は少々、クセが強く、最初のうちは扱いが難しいかもしれません。
専用魔法には召喚魔法を複数取ったり、魔法を一度に複数使うことができたりと特殊なものが多いです。
2、初心者におすすめの経歴は?
ここまでざっくりと経歴について説明したわけですが、実際のところ何が初心者におすすめなのか。
個人的なものも含まれますが、やっていきます。
第一に訪問者と書警。
簡単で扱いやすいです。特に訪問者はマギロギの世界観を掴む為にはかなりおすすめです。
キャラの設定も作りやすいです。
「どうして魔法使いになったのか」
「魔法とはどうやって扱うのか」
「世界を知るにはどうすればいいのか」
といった部分を訪問者は補完しやすいです。
更に言うとTRPG初心者はPCの設定を作るのにも不慣れかもしれません。
そんな時に訪問者は「とある魔法災厄に巻き込まれて魔法使いになった」という設定をつけるだけでそれらしくなります。
書警の場合、最初は新人だったが晴れて書警として認められたという設定なども作れます。
また書警は専用魔法が扱いやすく、一人でも卒なくこなせるので一人シナリオや少人数セッションでも活躍できます。
やりたい経歴をやるのが一番ですがあくまでおすすめな経歴はこの2つかもしれません。
扱い自体がしやすく、設定も作りやすいのが特徴です。
とは言え、やりたい経歴の組み方がわからないなぁという時は経験者に相談をしてみるのがいいでしょう。
特にスタートブック、基本ルルブ、黄昏選書と既に出ているルルブの中にある魔法は多く、その中から選ぶのは難しいです。
なので最初のうちはあれこれ考えたり、経験者に聞いてみましょう。
3、最後に
ここまでかなりざっくりと経歴について説明してみましたが、どうだったでしょうか。
少しでもマギロギの世界観に興味を持ってもらえたなら幸いです。
PC作成のお手伝いならいつでもできますし、実際にセッションをしてみたいなぁという人は気軽に声をかけてもらえればPC作成からセッションのサポートまでします。
少しでもマギロギに興味を持ってやってみたいという人が増えてくれれば私は嬉しいです。
令和に始めるマギカロギア布教記事
どうもこんにちわ、壱村です。
今回はマギカロギアの布教記事を書こうと思います。
1、概要
マギカロギア略称はマギロギ。
河嶋陶一朗と冒険企画局が作成した「サイコロ・フィクションシリーズ」の一つ。
★冒険企画局…マギロギの他にシノビガミやキルビジ、艦これRPGなどのTRPGシステムやボードゲームを作成している会社である。
河嶋陶一朗は冒険企画局所属のゲームデザイナー。
これはPCが「不死の魔法使い」となり世界に災厄をもたらす「禁書」を回収するシステムです。
魔法使いと聞いて中二心くすぐられると思います。
事実、火の球を打ったり、雷を落としたりなんてする魔法もあります。
魔法使いの目的は上記の通り禁書を回収することにあります。
禁書(ベイン)は悪意を持ち、世界に魔法災厄をもたらす厄介な書物です。
ただ、一概に禁書が本の形をしているとは言えませんが基本的には本です。
★禁書の姿…基本的には本の形をしていますが道具であったり、楽器であったりと多種多様。禁書は元は魔道書であったり強い意志を持った魔法使いだったとも言われているようで……
2、特徴
マギロギ最大の特徴は「鬱展開自動生成システム」です。
どういうことかというと…
まずPCである魔法使いは「世界から嫌われています」故に本来なら存在することすら世界には許されていません。
では、何故、存在できているのか。
理由はたった一つ。魔法使い達は他者との繋がりによってその存在を維持できています。
この繋がりは多ければ多いほど存在を強くすることができ、魔法使いの力も強大になります。
逆を言えば繋がりがなくなれば魔法使いは存在維持ができずに消滅、世界中の全ての人の記憶から一欠けらも残らず消えます。
これだけでも相当、鬱なんですが…本当の鬱展開はここからです。
魔法使いは繋がり、システム内の用語でいえば「アンカー」を持ちます。
アンカーとは魔法使いの大切な人、家族、友人、恋人、仲間の魔法使いetc
彼らは魔法使いの存在維持の為と言ってはそれまでなのですが、魔法使いが大きなミスをした時の「皺寄せ」は本人だけでなく時にアンカーへと牙をむきます。
大きなミスの例として「魔法使いが魔法災厄が起こるシーンを引き当ててしまった」時です。
魔法災厄や本人に行くのとアンカーへ行くの二択になり、同じ内容の魔法災厄…「家が火事になってしまう」などを二度、同じアンカーに降りかかるとそのアンカーは死亡します。
勿論、死亡したアンカーはどう足掻いても生き返りません。
不死である魔法使いであるなら話が別ですが、基本的に「一度、死んだ者は生き返りません」この法則は絶対に覆すことはできません。
つまり…魔法使いが致命的なミス=アンカーへの不幸となります。
これが「鬱展開自動生成システム」の所以です。
★不死の魔法使い…PCである魔法使いは死んだとしてもアンカーの力を借りて蘇ることができます。
死んだ場合「復活判定」を行い、一人のアンカーとの運命値を判定結果にプラスすることができる。
ただし、復活判定にプラスできるのは一人のアンカーのみかつセッション中に同じアンカーで復活判定へのプラス補正は行えない。
つまり、全てのアンカーとの力を全て復活判定で使い切り、それでも判定に失敗すればPCロストになります。
3、PC/魔法使いについて
ぶっちゃけ魔法使いってなんぞやというところを説明していきます。
魔法使いはその名の通り、普通の人間…マギロギでは愚者にはない運命さえ書き換えてしまう力を持っています。
運命を書き換える…それは非現実的なこと。しかし、魔法使い達にとっては現実的で身近なものです。
故に世界の均衡を大きく崩しかねない存在でもあります。
それこそが世界に嫌われている理由です。
★愚者…マギロギ内の用語で「一般的な人」を指す。魔法を使うことも感知、認識することもできない。
しかし、中には魔法使いの素質を持つ者もいる。そういった者の多くは知らないうちに魔法的要因に巻き込まれ、自身も魔法使いになるケースもある。
加えて、魔法使い「不死」です。中には「不老不死」である者もいます。
上記の「復活判定」でも触れた通り、魔法使いはちょっとやそっとじゃ死にません。
魔法使いの死=存在抹消と言っても過言ではないかもしれません。
普通の世界では「死んだ者は蘇らない」を彼らは捻じ曲げているのです。
世界に嫌われるには十分な理由なのかもしれませんね。
4、魔法と判定
マギロギのPC、魔法使いはあらゆる場面で魔法を使い、調査、戦闘を行います。
魔法は「刻印」と呼ばれるものによって使えるようになります。
刻印は魔法使いの持つ「名付けの力」を得て、その力を発揮します。
★名付けの力…例として「炎」と名前をつけることにより、炎を生み出す力。言霊のようなもの。
刻印は星、獣、力、歌、夢、闇の6つの領域で成り立っています。
領域には11個の特技があります。
魔法には領域と特技決められており、例えば【火球】という火の球を撃つ魔法であれば、炎の特技で判定を行います。
その判定に成功すれば魔法を使用することができた、となります。
つまり、魔法を使うには指定された特技で判定を行い、成功する必要があります。
マギロギで使うダイスは6面ダイス2個=2D6です。
★2D6…6面ダイスを2個振ること。片方を一の位、もう片方を十の位とする。
マギロギのシーン表7に該当する内容は「魔法災厄が起きてしまう」である。
一般的な2D6の期待値は7。つまりはそういうことだ。
マギロギの判定が2D6なのは上記の通り。
成功は2D6で5以上、5以下が失敗。
ちなみに2個のダイスがどちらも1、1だった場合はファンブル、6、6だった場合はスペシャルになります。
また、判定で2個のダイスの出目が両方とも同じだった場合、つまりゾロ目の時はその数字に対応した領域の魔素がもらえます。
★魔素…6つの領域には1~6までの数字が割り振られており、星なら1、闇なら6だ。
魔法を使う場合には必要な魔素を消費しなければならない。
ファンブルでもゾロ目なので星の魔素は出る。
しかし、振りなおした場合には出ない。ボッシュートになります。
5、マギロギのルールブック
マギロギのルールブックには下記の種類があります。
①
・魔道書大戦RPG マギカロギア
・マギカロギア リプレイ 「幻惑のノスタルジア」
・マギカロギア リプレイ 「大夢消滅」
・マギカロギア リプレイ 「哲学戦線」
②
・魔道書大戦RPG マギカロギア リプレイブック
・魔道書大戦RPG マギカロギア スタートブック
③
・魔道書大戦RPG マギカロギア 基本ルールブック
・マギカロギア シナリオ集 「黄昏選書」
なんかめっちゃある!と思ったでしょう。
そしてどれを買えばいいのかわからんぞ!ともなったはず。
現時点で最新の魔法やPC作成についてを載せているのは「基本ルールブック」と「黄昏選書」です。
この2冊があれば、とりあえずは問題ありません。
加えて、マギロギはどんな感じで進むのかを知りたい場合には公式のリプレイブックを買うといいかもしれません。
もう少し詳しくそれぞれを説明していきましょう。
一番最初に発売され、「哲学戦線」のリプレイまでのストーリーがほぼ繋がっており、共通のPCが出てきたりする。
「哲学戦線」では「基本ルールブック」で追加されたルールが適用され、PCも一新されている。
ただし、PCは変わっても根本的な公式リプレイの部分は繋がっているのが特徴。
リプレイと基本的なルールが記載されているのでマギカロギアを知るにはオススメである。
①の「幻惑のノスタルジア」「大夢消滅」のリプレイ部分をまとめたのがリプレイブック。
スタートブックにはマギロギを初めてやる人向けのルルブ。
こちらは価格が1,500+税なので、大判の基本ルルブより安価で手も出しやすいです。
▼③魔道書大戦RPG マギカロギア 基本ルールブック、シナリオ集「黄昏選書」
現時点で出ているルルブ、リプレイのルールやマギロギの世界観、用語などをほぼ全て収録したのが基本ルルブ。
魔法使いの経歴、所属機関、魔法も全てこの一冊に詰め込まれている。
その為、本も大きめで価格も基本ルルブは3,800+税、黄昏選書は3,000+税とそこそこお高めになっている。
黄昏選書は公式が作成したマギロギのシナリオが主に掲載されています。
加えて、新しい魔法も増えているのが特徴です。
★経歴と所属機関…魔法使いの種類。PCはまず、複数ある経歴から好きなのを選び、作成します。機関は大法典の中で更に分けられたものになります。
経歴は必ず、一つは選ばなければなりませんが、機関に所属するかは自由です。
6、結局マギロギはどれを買えばいいの?
沢山あるルルブでどれを買えばいいか、ぶっちゃけわからんぞという人や自分にはどれが合っているんだろう…と思うかもしれません。
そんな人の為に簡単ではありますが、「この人はこのルルブから!」というのをまとめてみました。
あくまで個人的な部分も含まれますのでご理解いただけると幸いです。
①とにかくすぐに始めたい!
TRPGもマギロギも初めてだという人には「スタートブック」がオススメ。
基本ルルブより比較的安価なので始めやすいです。
②初めてだからPCにこだわりたい!
マギロギの世界観をより知って、こだわりたい人には「基本ルールブック」「黄昏選書」がオススメ。
大判で少々、値段は張るものの、スタートブックにはない魔法やマギロギの細かい世界観が載っています。
こだわりを持つならこちらが良いでしょう。
③リプレイも読んでみたい!
世界観も知りたいけどどんな風にマギロギはプレイするのかが知りたい人には「スタートブック」と「リプレイブック」がオススメ。
スタートブックには基本的なルールの他、公式リプレイ第1弾「歓喜する死者の宴」が収録されている。
その続編である「幻惑のノスタルジア」と「大夢消滅」が収録されたのが「リプレイブック」です。
上記の2冊を読めば、マギロギの基本が押さえられます。
最後に
最後まで閲覧していただきありがとうございます。
わりとざっくりと説明をしましたが、大体のことはこれでわかってもらえたかもしれません。
この記事で少しでもマギカロギアに興味を持ってくれたなら幸いです。
もし興味が出た方は気軽のお声かけしてくだされば、キャラクター作りから実際のセッションまで壱村がサポートします。
貴方も魔法の世界へ飛び込んでみませんか?
アンサング・デュエットを布教する為の記事を書こう!
どうも壱村です。
今回は富士見書房さんから出ている瀧里フユさん/どらこにあん著のTRPGシステム「アンサング・デュエット」を紹介もとい布教しようと思います。
1、アンサング・デュエットとは?
アンサング・デュエット(以下、アンデュ)は最初に書いた通り瀧里フユさんとどらこにあんさんが著、出版が富士見書房のTRPGシステムです。
初版が2020年10月20日と新しいシステム。
このシステムをざっくりと説明すると「ふたりきりで異界から帰還する二人用脱出TRPG」となっています。
PLが2人から始められる少人数向けかつシステム自体も複雑ではないのが売りの一つ。
そして最大の売りは簡単に自分のPCと他人のPCでエモくなれる!という点。
どういうことかと言うとアンデュは2人のRPのみとGMの語りによって紡がれる物語なのです。
PL2人のRPが最大のエモさのポイント!2人で掛け合いをしながら互いのRPを褒め合えるのもエモさのポイントとなります。
次にシステムの簡単な紹介。
まずキャラクターシートですが非常にわかりやすく決める箇所が少ないんです。
クトルゥフのように技能を複数取るなんてことはしません!
決めるのは大まかに
・名前
・性別
・年齢
・所属(高校や職業)
・簡単な設定
これに加えて「フラグメントボックス」と呼ばれるPCの設定をより細かくしたものを6個です。
他にはPCの口調や口癖を現すトークデータを決めればPCは完成!
後はシナリオと一緒に遊んでくれる人が集まればアンデュは完成します。
どうでしょう?PCはこんなにも簡単に作れちゃいます。
次にシステムの本幹を紹介します。
2、システムの本幹
次にシステムの本幹です。実際に遊んでみた感想も含めて説明していきます。
まず、TRPGの醍醐味であるダイスを振る行為ですが、PCに特技などはなくあるのはフラグメントやキャラの設定だけです。これらは実際の判定にはほとんど関係ありません。
ダイスを振るのは物語中、GMが設定した場所のみで他のところでPCが任意に宣言して振るというのはありません。
なのである程度、自由度は落ちますがその分、難しいことをしなくて済みます。
指定されたところでダイスを振り、その成否で物語が分岐していきます。
その分岐がこのシステムで盛り上がり、エモさを感じる部分です。
次にシステム上、大事な用語「バインダー」と「シフター」です。
まずバインダーとは一般的な人。何の力も持たない普通の人です。幽霊など不思議なものを見ることも感じることもできません。
逆にシフターは幽霊など不思議なものを見ること、感じることができ、時にその目は異界と呼ばれる不可思議な世界を見ることができます。
このバインダーとシフターの2人一組になってセッションは行いますがバインダーとGMの2人で行うことも可能です。
ただ、エモさを感じるにはバインダーとシフターの2人一組になってRPをするのをとてもオススメします。
セッションの大まかな目的は異界と呼ばれる現実とは違う世界へ見ることができ、かつ異界に引き込まれてしまったシフターをバインダーが助けるというものになります。
シフターは異界に引き込まれる、見えてしまう行為に基本的に抗うことはできません。
嫌がおうにも見えてしまうし、時には傍にいるバインダーさえも巻き込むことになります。
異界はシフターにしか見ることも感じることもできません。バインダーの目的は現実の世界へシフターを引き戻すことです。
シフターは一人では現実の世界に戻ることはできず、バインダーの「現実に一緒に戻る」という意思のみで戻ることが初めてできます。
つまり異界から戻るにはバインダーとシフターの絆の力という何も特別な力を使わない当たり前にある信じあう力のみが必須になります。
ここがエモさのポイントです。
何の力も持たないバインダーと不思議なものを見れるシフター、2人がいて初めてアンデュの世界は成り立ちます。
これがシステムの本幹です。
3、まとめ
ざっくりとシステムの紹介などをしてみましたが、どうだったでしょうか。
文章を書く能力が低いのでうまく伝えられているか不安ですが如何にこのシステムがエモいかは伝えられたと思います。
実際にやってみればきっとエモさがわかると思います。
そんなアンサング・デュエットのルールブックは書籍版、電子版と好評発売中です!
気になった方はぜひ遊んでみてください!
最後に私が作ったアンサング・デュエットのシナリオもあるのでそちらもぜひぜひ。
それでは素敵なTRPGライフを送れるように願っています。
読んでくださりありがとうございました。
令和に始めるTRPG布教の巻
どうも、私です。
今回はTRPGについて簡単にざっくりと、なるべくわかりやすく説明したいと思います。
これを読めば多分「TRPGってこうなんだ!」ってのがわかります。
それではやっていきましょう。
1、TRPGってどんなの?
まず、TRPGとはテーブルトークアールピージーの略です。
一つの机で複数人が集まり、ゲームをするアナログゲームです。
トランプやボードゲームみたいなものだと考えてもらうといいかもしれません。
トランプやボードゲームのように
・遊ぶためにルールブックが必要
・様々なゲームシステムがある
・人とやる必要がある
という大まかな要素があります。
トランプにもばば抜き、ポーカー、七並べなどいろんなルールで遊びます。
TRPGにもゲームシステムがあり、それを遊ぶためのルールブック、つまりは説明書があります。
もっと簡単に言えば、テレビゲームの説明書がTRPGのルールブック(以下、ルルブ)にあたります。
TRPGのルルブはシステムや発売元によって値段が変わりますが有名な「クトゥルフ神話TRPG」の基本ルールブックは6,000円ほど。
テレビゲーム一本分です。しかし、この一冊があればクトゥルフ神話TRPG(以下、CoC)の様々なシナリオに対応できる優れもの。
つまり、通常のテレビゲームと同じでルルブは説明書兼一つのゲームソフトなのです!
話が少し逸れてしまいましたが、TRPGとは「RPG」…ロールプレイングゲームです。
FFやドラクエといったは一人でゲームを進めます。
しかし、TRPGは冒頭にも書きましたが「複数人」で遊ぶことが前提になります。
まず、ゲームを進める進行役「GM、KP」
次にゲーム内の登場人物となる「PC」とそのPCを使う「PL」で構成されます。
PCとPLの区別が少しわかりづらいかもしれませんのでもっと詳しく言うと
・PL(プレイヤー)
→参加者本人を指します。
・PC(プレイヤーキャラクター)
→参加者がTRPGで使う本人の分身。
になります。
このPLとPCはイコールではなく、あくまで「PLが操作するPC」です。
★GM…ゲームマスター/KP…キーパー
ここの表記はシステムや進行する卓によって違いがありますが意味合いは一緒です。
GMとPLが一つの机で話をしながら用意されたシナリオのクリアするのが最終的な目的です。
クリア条件はシナリオごとに設定されてあります。
またTRPGを行うことを「セッション」と言います。
セッションの流れとしては
・シナリオクリアの目的をGMが提示する
・クリア条件を満たすためにPCを育てる、事件解決のための情報を集めるなど
・準備ができたらラスボスや事件の真相を暴く
・全てが終わったらエピローグ
となります。
2、TRPGのシステムってなに?
次はTRPGのシステムについてです。
システムはテレビゲームでいうアクション、格闘ゲーム、パズルゲームなどのジャンルだと思ってくれるとわかりやすいかもしれません。
テレビゲームの中の格闘ゲームのように「TRPGの中のCoC」みたいな感じです。
有名なのはクトゥルフ神話TRPG通称クトゥルフ、CoC(Call of Cthulhu/こーる おぶ くとぅるふ)です。
恐らくTRPGの中では「汝は人狼なりや?」や「パラノイア」と並んで「TRPGならまずはこれ!」と言われているかもしれません。
CoCの元の話は長くなるので割愛しますが他にも「マギカロギア」「キルデスビジネス」「シノビガミ」「ピーカーブー」「ダブルクロス」「ソードワールド」「永い後日談のネクロニカ」などと数を上げればキリがないくらい沢山、あります。
それぞれに基本となるルルブと追加のルールを記載したサプリメントブックがあります。
最近ではシステムの基本的なルールを収録したルルブに加え、サプリメントブックの内容も一緒に収録した「大判基本ルルブ」が出ているものもあります。
大判の基本ルルブは基本と追加ルールを収録しているのでそこそこのお値段にはなりますが、その分、今まで複数冊のルルブを一々、開く手間がはぶける他、大抵がルールの細かい修正もされていることがあります。
そこも考えると初期費用、という形で買うのもありです。
ただし、無理に買う必要はありません。
マギカロギア(マギロギ)では現在1~4巻の文庫より少し大きめのリプレイ収録のルルブが出ています。
★リプレイ…セッションを文章化したもの。
加えて、初心者向けのスタートブックルルブ、リプレイのみを収録したリプレイブック、そして現在出ている全てのルルブの「ルール」「世界観」「用語」などをまとめた基本ルルブがあります。
更にマギロギのシナリオと追加ルールを加えたシナリオ集「黄昏選書」が発売されています。
このようにシステムごとに様々なルルブ、サプリメントブックがありますのでまずは、公式サイトで調べてみるといいかもしれません。
3、TRPGで必要なものって?
TRPGについての大まかな説明の次はセッションをするために必要なものについてです。
・ルールブック
・サイコロ
・キャラクターシート
・筆記用具
・お菓子や飲み物
・一緒に遊ぶ人(重要)
あると便利な物
・電卓(あると便利)
・ダイストレイ
・小さいコマ
です。
オフラインでは上記のものが大まかに必要になります。
あとはセッションをする場所です。オフの場合は長時間いられるかつ多少の声を出してもいい場所です。
最近ではTRPGをするための喫茶店があったり、公民館の会議室を借りたりと様々。
★喫茶店や公民館などの会議室…ここを借りてやる場合のほとんどが利用料金が発生します。事前に調べておきましょう。
次にサイコロ(ダイスとも言います)です。これもルルブと同じくシステムによって使う種類、個数が異なります。
主に「4面」「6面」「8面」「10面」「12面」「20面」がそれぞれ複数個ほどあれば問題ありません。
TRPGは進行中のPCの行動をサイコロで成功か失敗か、調べられたかそうでないかを判定します。
判定の結果次第でシナリオが動きます。
使うサイコロの種類や数がわからない時はルルブを読んだり、GMに事前に訊いておきましょう。
★サイコロ/ダイス…よく目にする6面ダイスからまるでゴルフボールのような100面ダイスまで種類は様々。ちなみ100面ダイスは見た目がゴルフボールなので手動で止めるか、障害物に当たって止まらないと出目がわからない。止まるんじゃねぇぞ…
次は電卓。
なくても大丈夫ですが戦闘がある場合はダメージ管理などに使います。
それに伴って、PCの状況を管理を視覚化するノートや筆記用具、またPCのデータを書き込んだキャラクターシートは必須です。
お菓子や飲み物は通常2~3時間から長くて5時間かかるセッション中のお供として必須です。
なにより喋るので喉を大事に!という点です。
オフラインでは直接ルルブやサイコロを触りますのでお菓子はなるべく手がベタつかない、脂っこくないもの、個包装になった物が良いでしょう。
オススメはベタつかずかつ糖分補給にぴったりな「ガルボ」や「グミ」です!
一緒に遊ぶ人は言わずもがななので省略します。
★ガルボ…明○製菓から発売されているチョコ菓子。通常のチョコレートより手に取った時、ベタつかず溶けにくいのが特徴。
ざくざくとした食感がやめられない、とまらない。
ダイストレイはサイコロを転がした時に机から落ちないようにするためや、使うサイコロを置いておくのに便利です。
コマはマップ上でPCがどこにいるのかや戦闘を誰がやっているかなどに使います。
★ダイストレイ…某通販サイト密林様でも売っている。オススメは布製の折りたためて、サイコロも一緒に収納できるタイプ。
1つでもあるとすごく重宝します。
4、オンラインセッション
オフラインセッション(オフセ)では実際に人と会って行うのでやりづらいなと思うかもしれませんが、そんな人の為にオンライン…つまりはインターネット上でもTRPGはできます!
インターネット上でセッションをする時に一番使われているのは「どどんとふ」でしたが、このどどんとふ、実はAdobeFlashで起動していた為、現在は使えません。
代わりに現在は「ココフォリア」「ユナドリウム」「TRPGスタジオ」「Tekey」があります。
特にTekeyはどどんとふとほぼ同じ見た目をしているので、もしココフォリアなどが合わないなーという人はこっちを使ってみるといいかもしれません。
上記のココフォリアなどはどどんとふと同じようにインターネット上で遊べるオンラインツールになります。
このツールを使えば判定に必要なサイコロもいらないのでルルブと体とお菓子と飲み物と遊んでくれる人、楽しむ心があればすぐにTRPGができます!
大きな特徴としてはどどんとふと同じようにプログラムの中に「テキストチャット機能」「システムで使う判定表がコマンドとして組み込まれている」「PCの立ち絵を配置できる」「マップや背景を設定できる」「コマやメモ帳が共有できる」などがあります。
「テキストチャット」は文字で会話をすること。どどんとふにはこの機能があり、テキストチャットを使って、進行していきます。
「判定表のコマンド」は格闘ゲームの必殺技のコマンドだと思ってくれるとわかりやすいです。
たとえばチャット欄に昇竜拳のコマンドを入れると敵に攻撃が当たったかの成否を自動でサイコロを振って決めてくれる感じです。
成功すれば攻撃が通ったことになり、失敗すれば相手にガードされた、と考えるといいかもしれません。
プログラムの中に様々な種類のサイコロが用意されているのでチャット欄に「1D6」と入れると「6面サイコロを1個」振ってくれます。
★1D6…1はサイコロの数、6はサイコロの面を表しています。なので2D6は6面サイコロを2個振る、という意味になります。
2D6の期待値が7?3だろ何言ってるんですか?
PCの立ち絵は画面上に立ち絵を設定し、通常や笑顔、残念顔など差分を複数枚入れて、シーンに合った表情を表示させることができます。
マップと背景は主にGMが使います。シナリオの舞台が路地裏だったら路地裏の写真、洞窟だったら洞窟の写真など雰囲気を出す、戦闘の管理にもマップを使ったりします。
コマはPCがマップ上のどこにいるかを把握するのに便利です。また、コマ自体にPCの設定や体力を書き込む欄があるので便利です。
メモ帳はGM、PLでほぼ共有となり、シナリオの概要や進行状態をメモしておくのに使うといいでしょう。
その他にも様々な機能がありますが今回は省略します。