いろいろ備忘録

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令和に始めるマギカロギア布教記事その2

どうもこんにちわ、壱村です。

今回はマギカロギアの布教記事その2です。

主に何を書くのかと言うと、

・マギロギのキャラについて

・初心者にはどんなキャラ作成がおすすめか

です。

 

TRPG全般に言えるのですが遊ぶには自分の分身であるキャラ(以下、PC)を作らなくてはいけません。

マギロギのPCはどんな種類があって、どんなのが初心者にはおすすめなのかをざっくりとではありますが解説していこうと思います。

 

 

1、経歴について

 

まず、マギロギのキャラにはいくつかの種類があります。

所謂、キャラのジョブみたいなものです。

これを「経歴」と言い、それぞれに専用の魔法があったり、信条があります。

一つずつ説明していきましょう。

 

1)書警(ブックウォッチ)

位階:1位

信条:魔法災厄を食い止める

<大法典>特有の魔法使い。<禁書>による魔法事件を解決するための訓練を受けている。<禁書>回収と魔法戦の達人。

 

マギロギの中の経歴の中ではトップ、つまりはエリートです。

優れた者しかなれないと言われている経歴で特に魔法戦に特化した専用魔法を持っています。

専用魔法には自身の攻撃力を上げるもの、攻撃呪文などが多いです。

とは言え、扱いは難しくなく一人でも調査や魔法戦をこなせるので初心者にはおすすめな経歴の一つです。

 

2)司書(ライブラリアン)

位階:2位

信条:仲間の魔法使いを助ける

<大法典>特有の魔法使い。魔道書の専門家。膨大な魔道書に関する知識を活用して、仲間の魔法使いたちを助ける。

 

信条の通り、仲間の魔法使いを助ける、所謂サポート型の経歴です。

書警は<禁書>や<断章>、<書籍卿>などと幅広く魔法戦をこなせますが、司書は<禁書>や<断章>を相手にする場合、力を発揮する専用魔法があります。

調査を自動成功にさせたりと支援を得意とします。

ただ、一人で動くことはあまり前提としていない為、一人用シナリオなどでは扱いが少々、難しい面もあるかもしれません。

 

3)書工(アルチザン)

位階:3位

信条:未知の魔法や情報を入手する

<大法典>特有の魔法使い。魔法使いたちが使う魔道書のメンテナンスを行ったり、強化用の特殊な装丁を施したりする。

 

書警と司書を足したような経歴です。書警は攻撃魔法を主に使用しますが、書工は自身の持つ魔道書や元型を強化し戦います。

書警ほど戦闘特化というわけではありませんが、一人でも十分に戦える経歴と言えます。

専用魔法には元型を強化したり、自身の魔力を増幅させるもの、魔法戦の立会人時に攻撃を援護するなど司書とは真逆のものが多いです。

 

4)訪問者(ゲスト)

位階:4位

信条:魔法災厄に巻き込まれた一般人<愚者>を助ける

偶然、魔法に触れ、その影響で無自覚に魔法を操ることができるようになった者。

<誤植>とも呼ばれる。他の魔法使いと異なり、人であることを忘れていない。

 

元はただの愚者であった者がなんらかの魔法的存在、魔法的要因に触れてしまったことにより魔法を使えるようになった存在。

殆どは断章に憑依されたり、魔法災厄に巻き込まれた者がなることが多いです。

マギロギ初心者にはおすすめの経歴です。

理由としては世界観に簡単に触れることができたり、魔法とは何かを理解することがこの経歴を使えばかなりわかりやすいからです。

経歴魔法はセッション中、判定を振り直しが可能というかなりチートなものがあります。

主に振り直しであったり、運命に介入する魔法を使うことができます。

 

5)異端者(アウトサイダー

位階:5位

信条:多くの人と運命を結ぶ

人間社会では怪物、妖怪などと呼ばれる存在。天然の魔法生物。様々な見返りと引き換えに<大法典>と契約し、魔法事件の調査に協力している。

 

簡単に言えば吸血鬼であったり、夢魔などという人ならざる者。その魔法は<大法典>のものとは異なるものが多く、専用魔法はクセが強いものが多いです。

<大法典>に協力している者もいますが、中には<書籍卿>に協力する者もいます。

端的に言えば彼らは報酬さえ貰えれれば、どちらにもつく、という存在でもあります。

<大法典>に所属する、という異端者も勿論います。そこは設定でいくらでもできます。

専用魔法は元型を操るものが多く、自身で戦うよりも元型を使役しながら戦うというのが主ですので、少々扱いは難しいかもしれません。

 

6)外典アポクリファ

位階:6位

信条:魔法によって誰かの願いを叶える

特殊な魔道書で<大法典>の奴隷。強力な拘束魔法(ギアス)によって<断章>の回収のために奉仕するように強制されているもの。

 

マギロギの世界では魔道書は意思を持っています。外典はその中でも特殊で人型を取った存在とも言えます。

魔道書は禁書に成りえる可能性がある為、そうならないように拘束魔法をつけ使役することで<大法典>に従わせています。

また魔道書である他にも外典は元禁書であることも多いです。

禁書に拘束魔法をつけ、魔法災厄を起こさないようにさせることでその存在を確立させています。

異端者同様に専用魔法は少々、クセが強く、最初のうちは扱いが難しいかもしれません。

専用魔法には召喚魔法を複数取ったり、魔法を一度に複数使うことができたりと特殊なものが多いです。

 

2、初心者におすすめの経歴は?

ここまでざっくりと経歴について説明したわけですが、実際のところ何が初心者におすすめなのか。

個人的なものも含まれますが、やっていきます。

 

第一に訪問者と書警。

簡単で扱いやすいです。特に訪問者はマギロギの世界観を掴む為にはかなりおすすめです。

キャラの設定も作りやすいです。

「どうして魔法使いになったのか」

「魔法とはどうやって扱うのか」

「世界を知るにはどうすればいいのか」

といった部分を訪問者は補完しやすいです。

更に言うとTRPG初心者はPCの設定を作るのにも不慣れかもしれません。

そんな時に訪問者は「とある魔法災厄に巻き込まれて魔法使いになった」という設定をつけるだけでそれらしくなります。

 

書警の場合、最初は新人だったが晴れて書警として認められたという設定なども作れます。

また書警は専用魔法が扱いやすく、一人でも卒なくこなせるので一人シナリオや少人数セッションでも活躍できます。

 

やりたい経歴をやるのが一番ですがあくまでおすすめな経歴はこの2つかもしれません。

扱い自体がしやすく、設定も作りやすいのが特徴です。

 

とは言え、やりたい経歴の組み方がわからないなぁという時は経験者に相談をしてみるのがいいでしょう。

特にスタートブック、基本ルルブ、黄昏選書と既に出ているルルブの中にある魔法は多く、その中から選ぶのは難しいです。

なので最初のうちはあれこれ考えたり、経験者に聞いてみましょう。

 

3、最後に

ここまでかなりざっくりと経歴について説明してみましたが、どうだったでしょうか。

少しでもマギロギの世界観に興味を持ってもらえたなら幸いです。

PC作成のお手伝いならいつでもできますし、実際にセッションをしてみたいなぁという人は気軽に声をかけてもらえればPC作成からセッションのサポートまでします。

 

少しでもマギロギに興味を持ってやってみたいという人が増えてくれれば私は嬉しいです。